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福岡市地下鉄空港線で運転教習を確認

 12日朝に乗車した、筑前前原行普通433C(福岡市交通局1000系第16編成)の空港線内にて、手動運転による運転士見習教習が行われているのを確認した。通常のATO(自動列車運転装置)による運転とは乗った状態で区別するのは難しい。参考までに福岡市交通局での識別法をあげると、

  • 1000系:運転士の着席位置を列車到着時に見る。向かって右寄りに座っているときは手動運転。向かって左(貫通扉)寄りに座っているときは自動運転。
    • 1000系は運転台座席がヒンジ機構によって左右に動き、それぞれの着席位置に自動運転・手動運転で取り扱うスイッチが集約されている。
  • 2000系:運転台直後の客室内に、マスコンが動くときの音(「ガッ」「カカカッ」)が聞こえたら手動運転。(だったはず。最近はなかなか乗り合わせないのでよく覚えていない。)
  • 3000系(七隈線):運転台をすぐ近くで直接確認できる。
  • 303系:運転台直後の客室内に、マスコンが動くときの音(「ガッ」「カカカッ」)が聞こえたら手動運転。
  • 103系1500番台:全列車手動運転。

ちなみに、今日の列車の運転士見習氏は女性であった。現在、福岡市交通局の運転士は男性のみであるため、もしかしたらこの方が交通局初の女性運転士となるのかもしれない。

地下鉄フェスタ in 橋本車両基地

 今日は福岡市交通局の橋本車両基地で地下鉄フェスタが開催された。朝から出かけようと思っていたのだが、親に起こされたとき、時刻はすでに9:30。7:00にかけておいた目覚ましの効果は全くなかった。今日に限って変な気を利かせて、この時間まで放置されていたようだ。そのせいで先週レンタルしていたDVDの返却期限に1時間遅れ、延滞料金200円×3枚=600円を支払うことになったのは別の話。

橋本車両基地まで

 三国が丘出発は10:21、福岡(天神)行普通2092列車。6000形6003編成での運行。日曜の10時台ということもあり、乗客は4両の座席を埋めるほどに多い。二日市からは特急A092列車(5000形7両編成)に乗り換え、福岡(天神)へ。特急も結構混雑している。10:52、福岡(天神)着。

 DVDを返却した後、メディアモール天神ビルから博多大丸(今の店舗所在地はもちろん天神だが、かつては博多にあったので屋号がそのままになっているらしい)の間を通り、福岡市地下鉄七隈線・天神南駅に移動する。先日渡辺通から天神南までの1駅乗ったが、それを除くと、全線通し乗車は約5年ぶりとなる。11:15発、橋本行104列車(3000系第9編成)に乗る。列車番号からお分かりのとおり、七隈線の起点は橋本である。僕も調べて初めて知った。七隈線の列車はすべて4両編成で、休日日中は7分30秒間隔の運行となっており、ホームに待っている人はそこそこいた。列車は到着後東側の引上線に移動し、発車3分前に乗車ホーム(2番乗り場)に据え付けられる。出発直前には座席は7割方埋まった。

 天神南を出てすぐに南に向けてカーブし、前回立ち寄った渡辺通に停車。ここでは乗降なし。駅出発後再び西に折れて薬院。西鉄天神大牟田線と接続しており、座席がほぼ埋まり、立つ人も出るほどの乗客数となった。薬院から先は下車する人のほうが多くなり、乗ってくるのは概ね僕と同じ、地下鉄フェスタに向かうのであろう親子連れがちらほら見られるくらい。終点の橋本まであと2駅の賀茂を出発した時点で、1編成合わせても10人足らず。橋本には11:39に到着した。

地下鉄フェスタ・橋本車両基地見学

 橋本駅から歩いて5分足らずで車両基地に到着。早速工場見学に繰り出す。見学受付を済ませたところでOz君(2週間前に引き続き、今回もなんとなく話をしていた)に連絡をとると、彼もまだ家にいたという。到着までにはあと1時間半弱を要するので、その間はひとりでゆっくり見て歩くことにした。

 橋本車両基地は地下鉄七隈線(3号線)専用の車両基地で、夜間の全車両の留置や各種検査を行っている。七隈線はリニアモーター式で建設されており、走っている車両も小ぶりな物になっている。営業線は全線地下にあるが、車両基地が地上にあるため、広い空の下にミニ車両が並ぶ姿を眺められるのが最大の利点。当然ながら架線高さもかなり低く、傘を持って大きく背伸びをすれば架線に触れてしまう。もちろんそれをすれば感電死は必至。そのような事故を防止するためなのか、架線が張ってある区域に立ち入る所に「専用傘以外使用禁止」の立て札があった。他の大きな違いといえば、線路の中央にリニアモーターのリアクションプレートが設置されているところ。

 13:10にOz君と合流し、2人で再び工場見学に行く。僕は1巡目で写真を撮影していたので、2巡目はしっかり見て歩くことにする。3000系の車体下部や台車周りを観察できるのも今日くらいしか無い。ふと気づいて見たら、車体横のエンブレムに福岡市交通局の「f」マークと合わせて、「LINEAR METRO」という文字も描かれていた。

橋本→賀茂→橋本→六本松

 1時間足らずで見学を終え、2人で橋本駅まで移動。道すがら自動販売機や公衆電話の調査も抜かりなく実施。橋本14:45発の天神南行167列車で出発した。この列車は、偶然にも僕が橋本まで乗ってきたのと同じ、3000系第9編成での運行だった。それから3分経った次郎丸→賀茂間走行中、Oz君がカメラを入れたバッグを会場に置き忘れてきたことに気づいた。ただちに取りに戻らねばならない。次の賀茂で慌てて列車を降り、一旦改札を出て再び入場、14:51発の橋本行156列車(3000系第5編成)でただちに舞い戻る。橋本到着後、瞬発力のあるOz君が1人で車両基地に戻り、僕は荷物を持って待機。ついでに駅前に立っている西鉄バスの時刻表を見た。――何だこのやる気の無さは。5年前は腐るほど本数を用意していたのに、今や1時間に1本未満。日祝日に至っては姪浜駅南口行が5本、野方(壱岐営業所)行が2、3本、すぐそばにある別のバス停(橋本二丁目)も、天神行が午前中だけ数本加わる程度。福岡都市圏なのに、どこの筑紫野線だと言いたくなるような少なさ。せっかくここまで地下鉄で来ても、少し遠くに見えている団地にさえ行けやしない。西鉄バスと七隈線の折り合いの悪さ、ここに極まれり。高齢のご婦人が2人、バス停に来てあまりもの本数の少なさに驚いていたが、彼女たちはあと1時間弱、吹きさらしのバス停で待たれるのだろうか。

 待つこと数分、無事にバッグを抱えてOz君が帰還。15:07発、天神南行171列車(3000系第11編成)で再出発した。次なる下車駅は六本松。かつて九州大学六本松キャンパスがあったところだ。橋本出発時点ではまばらだった乗客も、福大前からまとまった乗車があり、六本松到着前にはすっかり座席が埋まっていた。列車の需給調整を行うとすれば、日中の何本かは福大前折り返し(可能かどうかは定かではない)にするとよさそう。15:23に六本松到着。駅の階段を上がると、目の前に古びた高い建物があった。九州大学六本松キャンパス跡、伊都キャンパスへ移転した今、一度も来ることがなかった場所だった。ここから東へ、地下鉄空港線の赤坂を目指して進む。空は完全に真っ暗になり、今にも雨が降り出しそうだった。

徒歩行軍、雨に阻まれる

 歩く道は国道202号線。路線愛称として、城南区・荒江交差点〜六本松〜中央区・赤坂3丁目交差点に「別府橋通り」*1、それより西に「国体道路」と名付けられている。自動販売機と公衆電話の調査をしながらノロノロと進んでいると、護国神社前バス停でとうとう雨が降り始めた。当初は弱い振り方だったので、適当に雨宿りしながら進むよう決めたが、それが失敗だった。雨脚は徐々に強くなり、これ以上は徒歩で進めないと判断。赤坂二丁目バス停から天神警固神社・三越前まで西鉄バスに乗ることになった。ちょうど今日、けやき通り沿い(赤坂3丁目交差点から警固交差点のあたりまでは「けやき通り」の別名もついている)で「BOOKUOKA(ブックオカ)2010*2 一箱古本市 in けやき通り」が行われていたが、この雨のため建物の軒先に避難しているところが多かった。

 天神からはジュンク堂書店へ回り、17:00過ぎにOz君と別れた。福岡(天神)17:16発、小郡行急行J171列車で帰宅。運用車両は3000形3006編成+3105編成だった。

 

登校日記

 朝のJ062列車運用が所定の3000形に戻って久しい。いくら夏休みが始まったとはいえ、この列車の主な利用客層は通勤客なものだから、5両編成の列車はよく混雑する。ちなみに今日は3011編成(5両固定)。何事もなく福岡(天神)に到着すると、セミの大合唱に迎えられる。田舎の自宅よりも、都会のほうがかなり騒がしい。
 433Cは、福岡市交通局2000系第22編成(LED行先表示車)での運行。今日はいつも以上に2000系を目撃した。乗車前の天神で、7:20発の福岡空港行運用中の編成、西新でホーム向かい側に停車中だった編成、今宿ですれ違った編成、その3つが2000系、しかも方向幕車(19編成-21編成)だった。ラッシュ時なので当然その間に1000系やJR103系1500番台、303系も混じってはいるのだが、433C乗車中にはっきりと対向列車が確認できるポイントで、これほど多くの2000系に出会えたのは初めてだった。
 また、姪浜から先を担当した、JR九州の運転士氏(この列車は博多運転区の担当になる)がとても印象に残る人だった。非常に指差喚呼の声がきびきびとしていて、客室まで座席に座っていても響いてくる。ほかの人だとなかなかここまで声は通らない。以前もこの運転士氏の乗務する列車に2度ほど当たったのを覚えている。
 九大学研都市から先、バスを待つ人の列がとても長く、8:05発の、横浜西経由九大工学部前行に乗ることになった。バスが出るときに駅のほうを見ると、433Cの1本後を行く、西唐津行普通623Cから降りてきた大学生のバスを待つ行列が100m近くにまで伸びていた。バスは特に遅れることもなく、8:18に九大ビッグオレンジ前に到着。今日は1限から試験があるが、もしこのバスが遅れたとしても問題はない。なにせ、今日もその試験を受ける教科を担当する先生と同じバスに乗り合わせたのだから。(その先生とは、地下鉄藤崎から同じ列車・バスになる)

姪浜駅観察記

 今日は例によって14時過ぎに授業終了。大学を出発する頃に激しい雨が降ってきたが、バスに乗って九大学研都市駅につく頃にはすっかり止んでいた。九大学研都市14:34発、福岡空港行普通468Cに乗車。福岡市交通局2000系(LED行先表示車)で運行。行きの433Cでも2000系に乗ったので、今日は実に珍しい経験になる。

 姪浜に進入する目前に、車両基地への出入庫線に103系1500番台(E11編成+E16編成)が停まっているのを目撃した。今日も大雨の余波で、筑肥線の鹿家〜浜崎間に徐行規制がかかっていたので、遅れが生じて姪浜で打ち切り・地下鉄線内列車に接続としたのだろう。気になったので姪浜で列車を降り、反対側のホームに移動した。

 件の編成は姪浜15:11発、西唐津行普通643Cに運用されるようだ。所定ダイヤであれば、西唐津発の普通646Cで地下鉄空港線に入り、折り返してくることになっている。ちなみに、筑肥線からの直通列車が遅れた場合、その車両が福岡市交通局の車両であった場合は、姪浜の所定発車時刻に始発列車をピンチヒッターで出し、遅れた直通列車を姪浜で数分停車させて、地下鉄線内の列車パターンに合わせる。JR車であった場合は不明だが、この編成は必ず643Cに運用させる必要があった。7月11日の時と同じ、筑前前原で後ろ3両を切り離す列車であるからだ。そのため手間をかけてでも姪浜で折り返す措置をとったのだろう。

 103系は、15:00に4番線に据え付けられた。15:10、3番線に姪浜止まりの列車(643Cの地下鉄区間代走・行先表示は「姪浜」)が到着。たくさんのお客さんが乗り換えていく。この編成がそのまま折り返し、15:16発、福岡空港行になった。所定は2番線からの発車なので、構内放送でしきりに3番線からの発車であることを強調していた。

 一連の経緯を観察している間、姪浜駅のホーム(2・3・4番線)で国鉄式の出発指示合図器を発見した。唐津方へ向けて発車する列車に対して設置されている。今ではもちろん使われていないし、そもそも取り扱う人がいない。(姪浜の駅業務は福岡市交通局が行っており、自動改札機も福岡市交通局のタイプが設置されている)

 15:16発、福岡空港行で姪浜駅を後にした。